楽天たすけ愛


生まれ変わり

仏教には輪廻転生という考え方がある。生きとし生けるものは全て生まれ変わる。いつ生まれ変わるのか?何に生まれ変わるのか?それは分からない。だけど、何度も何度も生まれ変わりながら=輪廻転生しながら、誰もが仏陀への道を歩むものらしい。。。

ということが、明恵 栂尾高山寺秘話(みょうえ とがのお こうざんじ ひわ)という歴史小説に書いてあった。

8歳の時に両親を亡くしてしまった明恵は、伯父の上覚(じょうかく)から、夢に出てきた両親がまもなく生まれ変わることを聞く。以来、明恵は生きている全てのものが愛おしくなり、もしやこれは、母親かもしれない、父親かもしれないと思うようになる。

そんなある日、明恵は足元にじゃれてまとわりつく子犬の上を飛び越えて走り去るも、また戻ってきて子犬に謝る。もし、両親がこの子犬に生まれ変わっていたら、それを飛び越えるなんてひどい事だとお詫びをしたというわけだ。

子供のした事だと思えば何とも微笑ましい限りだが、明恵は生涯に渡ってこのように命あるものを大切にしていた。


もちろん、小説の中身はこの話だけではなく、明恵の生まれる前の話から、死後の話まで時代背景と共に描かれている濃厚な小説でした。

その昔、上司が歴史小説好きで、読み終わった本をよく私に譲って下さいました。その多くは、武士の生き様が描かれていると同時にビジネスにおいて役立つ内容でもありました。特に人の上に立つ者の在り方・・・とか。


で、この明恵の本は、人生において役立つ内容・・・というか、考えさせられる内容が多くありました。例えば、上記の生まれ変わりの話などは、読んでいて「えぇ~っ!私だったら絶対謝らないな。ていうか、両親の生まれ変わりだと思ったら蹴飛ばすかも・・・」などと思い、何とも感謝の心が自分には無いのだな・・・と気付かされました。


この本の中で、私が一番共感できたのは、知念(ちねん)でした。知念は、事あるごとに明恵と比べられ、段々と荒んでいきます。その荒み方が・・・私自身とよく似ていて。。。知念は明恵に腹を立てて出て行ってしまい、2度と戻ってこないのですが、「その気持ち、よく分かる!」と共感しまくりでした。


さて、明恵が子犬の背中を飛び越えた話は上巻にあるのですが、下巻では何とこの話を聞いた湛慶(たんけい)という人が木彫りの子犬を作って明恵にプレゼントします。明恵はその木彫りの子犬をたいそう気に入り、生涯そばに置いて可愛がったとか。

歴史小説なので、どこまでが史実で、どこからが創作なのか、分からないのですが、木彫りの子犬は実在していました。高山寺の公式サイトで偶然見つけた時には驚きました。

これまでの人生を思わず振り返ってしまう歴史小説。ご興味がありましたら是非読んでみて下さい。


明恵【上巻】《栂尾高山寺秘話》


明恵【下巻】《栂尾高山寺秘話》


posted by さくら at 22:07Comment(0)日記

師走

師走と書いて、しわす と読む。師走とは、12月のこと。由来は、師匠も走り回るほど忙しいから、師も走ると書いて、師走になったんだと聞いた記憶がある。

でも、語源由来辞典によると他にもいくつかの説や意味があるらしい。興味のある方は語源由来辞典のサイトで直接ご確認下さいませ。

師走 意味 由来


posted by さくら at 21:03Comment(0)日記

陸乃宝珠

陸乃宝珠
美味しかったなぁ~。

林修先生が教えてくれた源吉兆庵のお菓子。

マスカット オブ アレキサンドリアをまるごと一粒包んだ陸乃宝珠(りくのほうじゅ)

2週間ほど前に頂きました。今、公式サイトを見たら、販売対象期間外になってました。陸乃宝珠の販売期間って 5月1日~9月中旬 なんですって。

今の時期は、信州市田の干柿をまるごとひとつ使ったお菓子「粋甘粛(すいかんしゅく)」が販売されてます。こちらの販売期間は、9月中旬~3月下旬。

これも美味しそうだなぁ~。てか、源吉兆庵のお菓子はどれも美味しいんだよね。なんせ、会社のお局様達が「きゃ~。源吉兆庵のお菓子持って来てくれるなんて、あのおっちゃん合格やなぁ♪」と喜んでましたから。20年位前の話ですが。

手土産1つで合格・不合格が判定され、不合格の人に頼まれた仕事は言われた事だけをやり、合格の人に頼まれた仕事は先読みして気を利かせて仕事をするという違いがあったのです。

大して仕事もできないのに出世したおっちゃんの中には、手土産1つで女性社員を味方にして、上手いこと自分の仕事をサポートしてもらってる人もいたっけなぁ。。。


女性社員の好みを把握しておく事も大事ですが、好みがよく分からない場合は、「美味しいって評判のお菓子を買ってきたんだけど、皆さんのお口に合いましたか?」と確認するのが大事。で、「どんなお菓子がお好みですか?」と聞いて、「じゃぁ、次回はそれを買ってきますね」と言って、次回忘れずに買って行くのが大事。

たったこれだけの気遣いが できるか できないか で、「言われた事だけをやる人間」に囲まれるのか、「一歩先まで考えた仕事をする人間」に囲まれるのか、が変わります。


手土産って意外と大事。迷った時は源吉兆庵に限ります。


posted by さくら at 22:54Comment(0)日記